試乗車両のインプレコーナー                 カレンダーへ
現行モデルで Z1000、MT−09、ハヤブサ、GSR750、ZRX1200DAEG、V−strom650、 この6台のバイクを途中交代をしながら6名の方にツーリングをして頂きました。当店から「道の駅にわか茶屋」ここで交代次は「道の駅 和良」交代して「道の駅 美輝の里」ここまでで3台のバイクに乗り昼食後「道の駅 ぬく森の湯」と「道の駅 平成」で交代して全員がバイクを交代してのインプレです。 気温と路面状況はベストでした。

他に試乗車はボルト、W800、GSR400、Z250、Ninja250、GSR250、Dトラッカー250、KLX125、Dトラッカー125、エストレヤを用意しています。

2014/4/13 美輝の里 

試乗のインプレ

KNさん 
所有車両:R1200GS/CRF250L/KLX125
 GSR750
軽くて、乗りやすいです。
エンジンも回せば 元気よく走るし、回さなければ 車の後ろを走るのもあまりイライラしないと感じるのはよく出来ていると思う。
足回りに関しては、特に不満を感じることもなく、楽しく走れた。
ただ、僕の個人的な好みから言えば、ハンドリングの初動が穏やかで、切れ角が少なく、なにか、思うように倒せない、曲がれないって感じで、コーナへ入る時にちょっと思い切って行けないのが残念。
ただ車体が軽いので自由度が高く、補正できるので楽しく走れました。
もう少し慣れれば、更に楽しく乗れると思う。

 ハヤブサ
思ったよりも落ち着きのあるバイクだと感じました。
意外にも国道で車の後ろをゆっくり走っていてもけっこう気持ちよく走れるのには驚いた。
脚も靭やかで路面のゴツゴツ感を感じないし、高速時の安定性はピカイチでした。
エンジンは、実に調教されていて、実に扱いやすく、かつパワーもあり実によく出来たバイクだと感じました。
ただ、GSR750でも書きましたが、ハンドリングの初動が穏やかで、かつ、低重心のせいか、僕、個人的には思ったようにバイクを寝かせられない、曲がらない感じで、特に狭小のワインディングでは辛かったです。
どうも、スズキのスポーツバイクのハンドリングは僕の好みとは違うみたいです。
走り込んで慣れれくればまた話は違うと思いますが・・・

 MT−09
今回、一番のワインディング、岩屋ダムでの試乗でしたが。
エンジンに関しては、とのかく実用域での元気の良さが光りました。
コーナーの立ち上がり加速がとにかく楽しかったです。
以外だったのはハンドリングの感じがなかなか掴めなかったこと。
普通の大型バイクの感じでスパッと倒しこもうとすると軽すぎて寝すぎてしまう。
感覚的に狙ったバンク角にするのが難しかった。
さらに、ハンドリングは粘っこい感じでなのだけど、どれだけ寝かしたら、どれだけ曲がるのか分かり難かった。
そして、足回りが柔らかいので、コーナーへのツッコミで奥まで入って行くと、腰砕けになってしまい、よれた感じになってしまう。
ガツンと効いて、前のめりになってしまうフロントブレーキもリズムを作りにくい要因になってました。
結果、リーンアウトで倒しこんで、探りながらのコーナリングになってしまいました。
僕もヤマハの大型バイクはしばらく乗っていないので、感覚が合わなくなっているのも・・・・
もちろん楽しく乗れましたが、更に楽しく乗るには慣れが必要だなぁ・・・と感じました。
しかし、慣れて、いいペースで走ると吹き飛びそうな気がします。(^^;;

 ZRX1200DAEG
こちらも、岩屋ダムでの試乗でしたが、まぁ、設計の古さか、サスペンションのショボさか、フレームの剛性が弱いのか?かなり苦労しました。
エンジンの関しては、気持よく吹けあがりますが、リッターバイクとしてはパンチが足りない感じ。
ハンドリングは立ちが強く、バイクの倒しこみに対してステアリングの切れ込みが大きいので、オーバーステアになってしまい、なかなか思ったラインに乗せられませんでした。
やっと、ハンドリングに慣れた頃には岩屋ダムのワインディングは終わってしまってました・・・
ギャップを拾うと跳ねるし、ヨレるし、きっちりニーグリップをして走らないと飛んで行きそうで・・・
これも、慣れるのに時間がかかった要因の一つですね。
かつては、欲しいとも思ったバイクだったのですが、時間の流れは悲しいものですね・・・

 V−strom650
意外性ではこのバイクが一番でした。
以前、お店で試乗した時はちょっとエンジンのパンチも無く、イマイチと言うのが僕の印象ですたが、今日、乗ってみてそのイメージは一新されました。
たしかに、650なので、エンジンのパンチはあまり無いですが、今日のツーリングペースなら(って相当速いのですが・・・)十分楽しめます。
あと、車体が凄く良い。足回りは靭やかで、かつ腰もありかなりペースをあげて走ってもビシッと安定しています。
ハンドリングも、スズキ車なので、ハヤブサやGSR750と同様に初動は穏やかなのですが、重心が高いせいか、非常に、バンクさせやすく、かつ狙ったラインに乗せやすい。
靭やかな足回りと相まってコーナリングが凄く楽しい。
実にバランスが取れていて、楽しいバイクでした。

 Z1000
もう、今回、一番楽しかったバイクです。
エンジンに関してはもう文句なしにパンチは十分で、楽しいです。
それでいて、国道で車の後ろをゆっくり走っていてもギクシャクしない。
足回りは固く、ワインディングでギャップを拾うと跳ねたりしますが、大きく崩れることがなく、クリアできます。
ハンドリングは初動からクイックですが、狙ったラインにビシッと乗ってくれます。
とにかく、速くて乗りやすく、パンチがあって楽しいバイクです。
良いバイクだと逆にインプレする内容が少なくなってしまいます。
いやぁ、とにかく楽しかった。
岩屋ダムのワインディングで乗りたかったです。
 

MKさん 
所有車両:マーニーグッチ/WR400
今回は楽しいツーリングの企画ありがとうございました。久々に自由気ままに飛ばせました。
今度もまた同様の企画があったらぜひ参加したいです。
以後感想とインプレです、コピペでもしてご使用ください。

今日のツーリングに行く前に期待した順番
@MT−09 以前試乗して一番面白かったから
AV−strom650 ビッグオフは個人的に好きな上、スズキの650ツインだから
BGSR-750 これまた以前に試乗して面白かったから
Cハヤブサ お店の周りの試乗で乗りやすかったので長距離乗ってみたかった
DZ1000 個人的に好きではないが最新モデルなので
EZRX1200DAEG 化石

今回のツーリングの後で気に入った順番
@Z1000 ワインディングがとても面白く、万能性が強い
Aハヤブサ 一段と完成度が上がり、手のひらの中の高性能
BV−strom650&GSR-750 実にパワフルな中間排気量車、ハンドリングもすこぶる良い
C −
DMT−09 値段相応、作りこみの甘さが足回りを中心に散見される
EZRX1200DAEG 時代遅れ、時の流れは罪だね

 Z1000
足回りがしっかりしていて無難にワインディングを駆け抜ける。もう少しソフトだといいという意見もあるが。ブレーキも優秀、減速が怖くない。エンジンもパワフルで4-5000rpmで十分。タコメータなどは見難いが、見る必要性があまりない(感覚のパワーだけで十分把握できる)。デザインとかを考慮し、ニンジャ1000を選ぶのが賢いかも。

 ハヤブサ
初期モデルと比べ、確実に完成度と魅力を向上させていて見事。エンジンはアシストなどのためか強大なトルクに気兼ねなくアクセルが開けれる。車体も優秀で、車重の割りに軽くワインディングを駆け回る。ブレーキも優秀なのは最近のバイク共通でうらやましい。低速走行も実は良かったりもする。でも設計が古く、全世代的な雰囲気が満ち溢れている。

 V−strom650
エンジンはトルクフルで、ラフにイージーに走れる。オフのディメンションの車体は路面が荒れていても気兼ねなく速く走れる。ブレークは標準的な効きだけど十分。カウルも結構仕事しています。旅の相棒にはいい感じ、しかし少しシートが高い。

 GSR750
無難な優等生。全てにおいてそつなくまとまっている。ややトルクがか細いときもあるがそれがかえって乗りやすく感じる。こいつをトルクフル&パワフルにしたのが Z1000って感じ。値段を考えると実にコスパ高い。

 MT−09
期待値大だったけど、実際乗ると足回りのふわふわさとそれに伴う挙動の怪しさ(軽く上がるフロントとオフ並みにふにゃっとなるブレーキング)が気になった。この辺は事故に直結するので要改良かと。エンジンは本当にパワフルで中間加速は排気量以上に感じる。しかしAモードで極低速ではギクシャク感がひどい(というか突破つなバグ?)時  があり、これもまた要改善かな。値段を考えると仕方ないか。

 ZRX1200DAEG
昔は乗り易く感じ、長らく乗りなれた愛車って感じだったが、今日乗ったら立ちが強く曲がりにくく、足回りふにゃふにゃの残念バイクだった。周りのマシンが進化しすぎたのか、感覚が変わってきたのか。もうこれを欲しいと思うことはないと思う。
 

YMさん 
所有車両:ZZR1100/YZ125/KX85/KLX110
 Z1000
取り回しが軽くタイトなコーナーも気持ち良く走れました。

 ハヤブサ
どのモードでも加速がマイルドで乗りやすかった。

 ZRX1200DAEG
取り回しが重くて乗りにくかった。
コーナーでアウトに膨らんでく感じがした。

 GSR750
特にないですが乗りやすかったです。

 MT−09
Aモードのトルクが他の試乗車に比べて強かった。

 V−strom650
ポジションが楽だった。加速がマイルドでワインディングも走りやすかった
 

RKさん 
所有車両:Dトラッカー250
 Z1000
ロードバイク(ネイキッド)としては今日、一番ベストマッチ。
車格も大きくないし、普通に乗れる。

 ZRX1200DAEG
コーナーで今のバイクとしては違和感あるが、
ツーリングは楽だと思う。エンジンのゴリゴリ感も良。
クラッチの作動点を調整すればOK。

 MT−09
ハンドル幅広くてポジションはKTMデュークに近いと思う。
ピックアップは私には敏感すぎる。(ノーマルでも)
シフトペダルとリアブレーキペダルを調整しないと私には
超違和感。足がツリそうになりました。(前乗りし過ぎた?)

 GSR750
運よく峠で乗れました。低速域でトルクが弱いのが私に○。
(4発好きです)
シフトチェンジも楽しめる(アクセルだけで走れてしまうとつまらない)。
でもZ800の方が私に合っているような・・・

 V−strom650
極低速〜高回転までストレスなく奇麗に回るエンジン○。
立ちが非常に弱く、初めコーナーで違和感だったが慣れました。
ヤジロベエでもなんとかなりそうな感じ(リカバリーはできない
と思うが)。今日の1番です。欲しくなりました。

 ハヤブサ
乗っていません。
 

MTさん 
所有車両:バイク沢山100台?
 Z1000
一番楽しく乗れたバイクです。
Ninja1000に比べて足回りが硬くて跳ねるのだがZRX1200DAEGのような吹き飛ぶ感じはない。
高速でモトクロスをしているような感覚が好きになれる。
体を動かす量が多いから汗が出る。(笑)
久々に本気で買いたいと思うバイクに出会った気がする。

 ZRX1200DAEG
今時のバイクと比べるとさすがに無理があるが、のんびり走る分には楽だと思う。
古からのポジションは足つきも良く扱いやすさでは不安がない。

 MT−09
軽くて扱いやすくピーキーなエンジンは3気筒が理由なのか面白い。
簡単にフロントが持ち上がるのも笑える。
Z1000に比べてかなり軽く感じるのだが長く乗っていたいと思わなかった。
何故かな?

 GSR750
全ての観点から不具合がない。至って乗りやすい優等生である。
文句を言うべき欠点がない。これが欠点かな?

 V−strom650
このバイクもGSR750と同じで優等生なのだが、コーナーリングが楽しい。
走っていると体感するのが嬉しい。
もう少し足つきが良いのなら欲しくなる人が多くなると思う。

 ハヤブサ
エンジン、サスペンション、コーナーリング性能文句なし。
しかし、ポジションがどうしても私には合わない。
足は窮屈でハンドルが遠い。
ZX-14Rはぴったしでとてもよかったのにハヤブサは苦しい。
 

KYさん 
所有車両:Vmax1200/KLX125/CRF150/KX85/DR-Z50
率直に楽しかった。
試乗ツーリングの割には各々のペースで自由に走れたので快適でした。
ルートも混み合うことのない良い道で、所々にあるワインディングではスポーツちっくに走れたし大満足です。珍しく眠気に襲われませんでした。(笑)

昼食も今回のパターンの方が時間を沢山取られることがないなので、だらけなくって好きです。

 V−strom650
見た目や排気量からくる印象とは裏腹に自分の想像を裏切るくらい元気よく走ってくれ街中で走るにもストレスがなかったです。
背の高さも車体の軽さによりまるで気にならなかった。
誰でも扱いやすいエンジンだと思います。

 MT−09(Aモード)
トルクが太く加速が面白い。
しかし、2速で走るような中から低速コーナーでは逆にそれが扱い難さになってかなり慎重になりました。
この理由で自分が下手だなと感じた一番凹んだバイクです。
雨の日の峠では絶対乗りたくありません。
私は柔らかめな足が好きなので、皆が言うほど足まわりの違和感はありませんでした。

 Z1000
エンジンが元気よく回り力もある。
峠も走りやすくポジションも良い。
スポーツちっくに走れる楽しいバイクでした。
ただ私には足まわりがゴツ硬くそこだけが欠点です。

 GSR750
今日の中で一番優等生バイク。
何も神経を使うことなく乗れる楽で楽しいバイク。

 ハヤブサ
見た目の印象とメガパワーとか言う巷の評価とは裏腹に扱いやすかった。
パワーはあるけど牛のようにもっさりと、という乗り味でした。
前傾のキツすぎるのとハンドル角の少なささえ慣れてしまえば良いバイクです。

 ZRX1200DAEG
時代の流れとは凄いもので、驚くほど古いバイクになってしまっていた。
ちょっと前まで今日のGSR750のような優等生バイクだと思っていたのが嘘のようです。
他のバイクと同じようにコーナーに侵入したらコーナーのギャップで吹き飛ぶかと思った。
後ろから見ていた人の話によると、浮いていたそうです。
古い設計はそのように走らないと危ないです。
ポジションは車両との一体感がない。これも以前と感じ方が変わってて意外でした。

総括
優等生バイクは良いのだけど、自分にとって少しオーバースペックなのが緊張感を持って走れて良いと思う。
適度な前傾姿勢のバイクがスポーツちっくで走ってる気分になれる。
自分の古いVMAXはこのように走るには危ないバイクなんだと思った。